思考を整理したり、一つの大きなテーマを基に思いつく限りのアイデアを広げたりすることに活用できるツールにマインドマップがあります。
マインドマップ関連のツールはたくさんありますが、今回は、システム手帳に綴じて持ち歩ける自作したマインドマップリフィルのご紹介です。
自作したA4サイズ【マインドマップリフィル】のご紹介|マインドマップを活用して思いっきりアイデアを広げたり、思考を整理してみよう
アイデアや思考をトコトン発展させる、掘り下げる
早速ですが自作したマインドマップリフィルがこちらです。
中央にベースとする広げたい考え、掘り下げて考えたいと思うテーマを記入し、そのテーマから360度、好きな方向に思うまま線を引き、出てきた関連するアイデアや考えをトコトン発展させて書いていったり、掘り下げていきます。
書き方の例としてのマインドマップがこちら
こちらはまっさらなA4用紙の中心から考えを発展させていった例です。
発展させていき、思考を見える化したことはいいのですが、肝心のまとめ(結論)を出していないことに気が付きました(笑)
これではただ書いただけになってしまうので、考えを整理したのであれば、いかに行動レベルにまで落とし込めるかをピックアップする必要があると実感し、その記入欄を含んだ「マインドマップリフィル」を作成することにしました。
作成したリフィルの使い方としては、まず「注目しているポイント」として、気に掛けている項目があったり、リスト化しておきたい事があれば、左上の欄に記入しておきます。
中央のスペースに「ベースとなるテーマや発展させたい思考」を記入し、好きな方向に発展させながら考えて整理していきます。
コツとしては、思いっきり、思いつく限り全部だすことを意識して書き出していきます。
そして中央上部の欄に、発展から出した答えを書き出し、整理する欄も設けました。
年間計画や目標計画を整理する使い方でもオススメ
考えを整理することの他にも、年間の目標計画などを計画するための活用方法も非常に効果的です。
シートの中央部分から今年やりたいこと、チャレンジしたいことなど、叶う・叶わないなど全く考えずに、思いつく限り、考えられる限り全部書き出し、
- やりたいことを叶えるにはどうすれば良いか?
- どうすれば現実に近づけられる、結び付けられるのか?
と、発展させながら考えて、
「年間計画」→「半年計画」→「3ヶ月計画」→「1ヵ月計画」→「週間計画」→「1日の計画」
までと、最終的に毎日の行動レベルまで細分化して落とし込むことができれば、あとは簡単に年間計画表や月次計画表を作成することができます。
アイデア抽出の手法として、「オズボーンのチェックリスト」を利用してみる
考えが行き詰まってしまったり、いいアイデアが浮かばなくなってきたときの切り口として、ブレーンストーミングの考案者として有名なアレックス・F・オズボーン氏のチェックリストを取り入れてみました。
アイデアが浮かばないときに、あらかじめ準備した9つの切り口を利用してアイデアを考えていく方法です。
あらかじめ準備した9つの項目は、
- 転用(他に使い道はないか?)
- 応用(他からアイデアを借りられないか?)
- 変更(変えられないか?)
- 拡大(大きくできないか?)
- 縮小(小さくできないか?)
- 代用(他のもので代用できないか?)
- 置換(入れ替えられないか?)
- 逆転(逆にできないか?)
- 結合(組み合わせられないか?)
の9つです。
この「オズボーンのチェックリスト」は有名ですので、考えが行き詰ったときやアイデアが浮かばないときは、上記の項目に沿って、別の視点からもう一度考えてみるのも良いと思います。
こちらのリフィルはダウンロードしてお使いいただけます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
注目ポイントや結論として考えを整理して書き込む欄とチェックリストを設けたため、自由スペースが少し小さくなってしまったように感じましたが、このくらいの自由なスペースがあれば十分発展、整理できます。
全然大丈夫です(笑)
A5サイズのシステム手帳に綴じられるように、マインドマップリフィルのサイズはA4サイズで作成しています。
このA4サイズが持ち運びや収納に適しているサイズだと思います。
できるだけ大きいサイズの用紙を用いて、広大に使ったほうが良いと言う方もいらっしゃいますが、あまりに大きいと持ち運びに不利にもなりますし、毎回広々と広げられる状況が確保できるとは限らず、
「思い付きで、いざ活用しようとした時が出先だった!」
なんてこともあり得るので、色々試した結果A4サイズに落ち着きました。
気になるけど試したことが無いというかたは、この機会にぜひ一度マインドマップを使ってみてください。
考えが整理されて頭の中がスッキリできるのでオススメです!
自作した「マインドマップリフィル」のご紹介でした。