システム手帳の悩みの一つでもある、リング径のサイズ問題が深刻になってきました。
手帳ダイエットもしてきましたが、綴じていたいリフィル達が後を絶ちません。
「外側のバインダー部分は、大のお気に入りだけど、手帳の中身がたくさんのリフィルを綴じすぎてパンパンになってきた…」
「このまま使い続けたいけど、システム手帳のリングって大きいサイズに交換できるのかな?」
インターネットで色々と調べていましたが、しっくりくる解決方法に出会えません。
「よし!自分で色々問い合わせて実行してみよう!」
と、なりました(笑)
結果、リング部分を交換することが出来たので、今回は、愛用しているシステム手帳のリングサイズを大きいものに交換した内容をお伝えします。
ちなみに、使用しているA5サイズのシステム手帳について紹介している記事もあります。
現在使用している手帳を元に、手帳の使い方の記事など投稿していましたが、自分の愛用している手帳について詳しくお伝えしたことが無かったので、今回は愛用しているシステム手帳の紹介(オススメです!)をさせていただきます。数年に渡り、色々な[…]
手帳のリング径の問題を解消!愛用のシステム手帳のリングを大きいサイズに交換してみました!リング交換方法の紹介&交換後レビュー
システム手帳のリング径のサイズ(内径)を20㎜から25㎜に交換
早速ですがリング交換前と後の画像がこちら
リング交換前
リング交換後
クラウゼ社製のリング径25㎜サイズ(ゴールド)に交換しました。
手帳仲間のSさんと色違いではありますが、同じ手帳を購入し使っていたので、リングの交換前と交換後を並べて比較することが出来ました。
写真の左側が自分の手帳です。
右側が交換前の内径20㎜リング、左側が交換後の内径25㎜リングです。
システム手帳の悩みの一つに、リング径のサイズ選びがあります。
小さなサイズから大きいサイズまで、たくさんのリング径のサイズがありますが、それぞれ綴じられるリフィルの枚数に限界があり、一度購入したら、基本的にはそのリング径のシステム手帳を使い続けなければなりません。
使用しているシステム手帳は全体的なバランスが良く、大変気に入っています。
綴じたいリフィルが多すぎる問題に直面し、今よりもリング径が大きい手帳を新たに購入する案も浮かびましたが、どうしても今現在使用している手帳を使い続けたかったので、リング径のサイズを大きく出来れば問題は解決すると思い、まずは購入したお店に問い合わせてみました。
案の定、購入したお店の方では、
「リングの交換は行っていませんし、全体的なバランスが崩れる恐れがあるため、交換はオススメ出来ません」と言われました。
「自分で交換するなんて怖くて出来ない…
何処か他にリングを交換してくれるお店はないものか」
と再び探してみた中で、
「レザークラフトのお店、革製品を扱っているお店なら出来るかも!」
と思い立ち、ダメもとで問い合わせたところ、リングの交換やカスタマイズが可能との事でした!
写真の上部に映っているのが交換前の内径20㎜リング、下部が交換後の内径25㎜リングです。
リング交換時に気に掛けたこと
リング径を大きいものに交換するに当たって、
- 交換したいリングのタイプ
- 大きいリングサイズに変更して、中身が飛び出さないか
が気になっていました。
交換したいリングのタイプとは、どのメーカーのリングを使用するのか、カシメで留めるタイプなのか、片ネジ式ビズのタイプか、などです。
最終的に、自分はクラウゼ社製のリングに交換することを決めましたが、こちらはスライドはめ込み式となっており、一度取り付けると取り外すことが出来ないそうです。
再び取り外すには壊すしか方法がないと言われましたが、今後取り外す予定が全くないため、そこは問題にはならなかったです(笑)
中身が飛び出さないかに関しては、手帳の上下は問題ないのですが、リング径をおおきくするという事は、リングの内径が大きくなり、横にも広がるという事ですので、手帳を閉じた際、リフィルが外側のバインダー部分を超えてしまうかもしれないという問題がありました。
手帳のバインダー部分が一枚の革で造られているため、リングを大きくすると、そのリングを挟み、巻き込む形で閉じるため、多少短くなってしまうイメージもありました。
この問題に対しては、リフィルを綴じている状態のまま手帳を閉じ、閉じた手帳の真ん中の部分(リングが一番膨らんでいる部分)のリフィルが、どのあたりまで来ているのか、はみ出してしまうには、あと何センチくらい余裕があるのかを定規で測りました。
もともと内径が20㎜のリングが付いていたので、内径25㎜のリングに交換するという事は、5㎜以上の余裕があれば大丈夫だと思い、実際に測ったところ5㎜以上は確実に余裕があったため、交換出来ると確信しました。
交換した後の感じから、リング径のサイズを5㎜の幅で大きくや小さくすることは、特に問題ないと感じます。
内径30㎜のリングに交換することも考えましたが、リフィルが飛び出てしまう可能性が非常に高く、システム手帳自体のバランスもおかしくなりそうだったため、止めました(笑)
まとめ
今回変更したクラウゼ社製のリングの交換は、一度手帳を開いて、リングを付ける位置の革を内側から挟み込む作業が伴いましたが、元々の縫い目とおなじ箇所を、元々と同じ色の糸で縫合してくれたので、交換前と交換後の違いが分からないくらい元通りになっていました。
レザークラフトのお店にお願いして本当に良かったです。
ちなみに交換費用は、取り付けたいリングのタイプにも左右されますが、取り付けたいリングそのものの料金と、交換工賃は5千円~1万円の間くらいで交換出来ると言われました。
自分の場合は先に取り付けたいリングを購入し、お店に持ち込みました。
工賃は8千円程でした。
リングを交換していただいたお店の方いわく、全体のバランスを考えないのであれば、どんなサイズのリング径でも交換できるとの事でした。
ちなみに、
「もっと大きいリング径に交換したいと考えた場合、必ず中身のリフィルが横からはみ出てしまう問題が発生してしまうが、なにか方法はありますか?」
と、聞いてみたところ、
「バインダー部分の中央部分、リングの真後ろの真ん中を切って、もう一枚外側から革を付け足せば、いくらでも大きく出来ますし、新しくポケットなどを付け足すことも可能です」
と言われました。
これは考えもしなかった解決法でしたが、大好きな一枚革のバインダーの感じが激変してしまうので、今回は実行せず、相談だけにしました(笑)
今回、お気に入りのシステム手帳を長く愛用するためにリングサイズを交換してみて、結果上手くいきましたし、たくさんリフィルも綴じられるようになり、更に愛着が湧きましたが、一歩間違えれば大惨事になる恐れがあるため、交換せずに済むならば、それに越したことは無いとも思います。
もし同じようにリング部分の交換を試されるのであれば、自己責任でお願いいたします(笑)
システム手帳のリング径交換のご紹介でした。